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こだわり

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「能書きが長くなりますが、住宅に対する想いを、ぜひ知ってもらいたいので。」

当社は、昭和44年から創業しております。創業当初から公共事業を主に建築は細々と行っていました。私が建築に
携わったのは、花巻に帰ってきた11年前(平成12年)からです。
同年8月に入社したとき平屋住宅を建築中でありました。見栄えの良い瀟洒(しょうしゃ)な家でした。
リビングに暖炉、内装は純無垢の木材をふんだんに使い、素晴らしい設えの住まいで、当社の年配の大工は、「木造
在来工法で建てた立派な家」と自慢していました。
翌年の1月に挨拶がてら訪問し、施主と話し込んでいるうちに背中がやけにさわさわと感じ、寒さが伝わってきました。
奥さまは横浜育ちでとのことですが、岩手の冬はこんなものだと感じている様子でした。施主に何か改善・不便な点は
ないかと尋ねると、「ストーブが無いからかもしれないが、脱衣所・トイレがもう少し暖かくならないものか」と相談
を受けました。早速帰って若い建築士に相談し帰ってきた答えが、「床下にもぐって調べたけれど何ともない。」
しかしおかしい、後日今度は大工を連れて天井裏を確認したところ、断熱材の不足、間仕切気流止め不足等が見つかり
ました。『高気密高断熱』というような言葉が充分職人に伝わっていなく、木造在来でつくりが立派であれば良いという
感覚でしかなかったのでした。
ですから、建築士・大工棟梁であっても図面通りに作ったら良い、という時代ではない。
住まわれる環境をどの様にコーディネイトするか、ではないかと考えています。
断熱力のない家に暖房機を入れると、光熱費がたくさんかかる。また、温度差の為に壁・押入れ・窓ガラスに結露が
発生し、カビの発生・木材の腐食による床が欠落する家などが出てきて、除湿機が登場しました。また、業者のコスト
競争・利益優先の考え方から安い塗料・粗悪なクロスなどによる有害物質(ホルムアルデヒド等)の発生など、生活
スタイルの変化による有形無形の弊害が出てくるようになりました。その為、平成11年に次世代省エネルギー基準が
設けられ、平成15年には24時間換気設備の設置が建築基準法の改定により義務付けられました。
私はこのような経験を踏まえ、家はどの様にあるべきか、『こだわり』を持って取り組んでいます。


1.住む人にも優しい、環境にも優しい省エネ住宅を目指して

住宅の性能は次の項目で決まる。必ず自分が建てる家の性能を確認しましょう。

断熱性能

●Q値という指標で家一棟の断熱性能は判断できる。数値が小さいほど断熱性能は高い。
●次世代省エネルギー基準でお住まいの地域の断熱性能の基準が決まっているので、
  最低限基準をクリアしていることを確認してください。

気密性能

●C値という指標で表されますが、建物が建ってからでないと分からない指標です。
  C値0.5㎠/㎡以下の性能になると天井と床との温度差が1℃以下になります。
  気密性能は業者の腕にかかっていますので、どの位のレベルの気密性能を出せるのか、
  また、完成後きちんと気密の測定を行っているのかを確認しましょう。全く同じ設計
  の住宅でも職人の腕次第で気密性能は違うものです。

●気密性能は24時間換気にも影響を与えます。空気の取り入れ口から外の新鮮な空気を入れるわけですが、次世代省
  エネルギー基準で国が定めた数値は2.0㎠/㎡でも取り入れ口から入ってくるのは63.3%であとは隙間から入って
  きます。これでは計画した6割しか換気されていない可能性があります。しかし、0.5㎠/㎡以下になると87.3%
  以上になります。

C値     ×  床面積  =  すきま相当√

0.5㎝  ×  132  =  66㎠(8.12㎝ × 8.12㎝ のすきま)

換気性能

●必要な排気能力のある換気扇を付けただけでは、きちんと換気が行われているとは限りません。
  必要以上の換気は温めた空気を無駄に捨てていることになりますし。必要以下の換気は健康を害する有害物質の除去が
  不十分ということになります。

●また冬場の室内の不要な湿度も一緒に換気しますので、結露防止にもなります。断熱性能は問題ないのに結露が出る
  原因の1つになっています。

●換気設備については排気量をコントロールできるものをお勧めいたします。

暖房計画

●暖房設備は最も重要なものとお考えでしょうが、上記の3項目がしっかりしていれば、何で暖房しても暖かく快適に
  過ごすことができますが、まず、使ってはいけない暖房機をお話します。室内の空気を燃焼させる暖房機は室内の
  空気を汚染してしまいますので、室内の空気を燃焼させる暖房機は採用しないこと。

●あとは暖房機を住宅の断熱性能に見合った能力の暖房機を設置して下さい。上記項目をきちんとできる工務店は
  暖房機の計画も簡単にできます。

●計画ができないと寒かったり暑かったり、または必要以上の暖房機の設置は建築コストにも跳ね返ってきますので、
  きちんと計算してもらいましょう。

以上の項目は必ずチェックしましょう。個の項目が良ければ良いほどランニングコストのかからない住宅になります。
また、上記性能によりコストのシミュレーションも可能です。

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2.居住空間の温度のバリアフリー

断熱材・気密シートをしっかり施工することにより、床・天井の温度差が
なく、併せて計画換気を行うことにより温度のバリアフリーとなり、快適
な空間が構築される。
換気するのであるから、気密は程々で良いと考えられがちですが、断熱
性能と気密性能は一体として考えられ、断熱力を高め、外気との温度の
遮断、気密性能を良くすることにより漏気を防ぎ、計画換気による温度差
を押さえ、住宅の性能を良くすることによる維持費の軽減、快適性の向上、
地球環境の負荷軽減を進め、部屋ごとの温度差をなくし健康に住まう。

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3.若者に品質の良い住宅を提供

「特に若い人に薦めたいとの想い」は、自分が経験してきたように、家族を
持ったとき、生活基盤の糧として、良い住宅に長く住んでもらいたい。
若いときは当然収入も少ない、しかし人生は長い。住まいも建てると長い
付き合いとなる為、人生のライフサイクルとして一生住めるもの、健康的に
住めるものをベースにしてほしい。経験の無いことから今より良ければ良い
ということではなく、良く考え品質の良いものを薦めたい。

良く考えてほしいと想うのは、建てる前は非常に巧く勧誘するが、入って
から@維持費(光熱費)が高い、A建物状態が悪い、B住み心地がイマイチ、
Cアフターメンテナンスに来ない、等々聞かれます。
契約しているものだから外部には言えない、やむを得ず住んでいる、あとは順応するしかない・・・。後の祭りとならないように。

長い人生、高い買い物良く考えてと想うがなかなかそうもいかないので、指針を基に考えてみてはどうか。

(1)Q値計算ができること

C値0.5㎠/㎡以下にすること

※高気密にすることプラス換気量の実測により計算上のQ値が実態により近くなり、設備の過大設計も無くなる。

※計算値によりランニングコストがわかる。居住性も評価される。

※断熱材・施工方法等確認しておくことにより、目に見えない所の仕上がり状況がわかる。

※各部屋ごとの換気の状況により、CO2の濃度が確認できる。

(2)オール電化の場合、光熱費(冷暖房・給湯・照明・炊事)の推定を明示できる。

明示することによりオール電化の効果が顕著にわかる。
住宅の性能(断熱材・気密)により、暖房費冷房費が大きく影響される。

(3)できれば長期優良住宅を薦めたい。

今までは、住宅の建てた時代背景(物が無く、小さな家で断熱・気密等は考えない)により建築後30年から40年で建て替えされる住宅がほとんどでしたが、木は従来強くて長持ちするものであるから、長く効率良く住んでほしいと想うところです。ですから多少高くても劣化・メンテナンスの利かない設備は取り替えることとしても、躯体を長く利用できるような住まいを薦めます。(長期優良住宅しか長く住めないというものではない。)

まとめに
(1)どのような考えで建てるか。
(2)人生のライフスタイルはどうか。
(3)どのような建物(空間)を希望するのか。

きれいなもの・頑丈なもの・見栄えの良いもの・寒くない暑くないもの・和風か洋風か・維持費の掛からないもの
等々。

(4)住む人の考えを充分取り入れ、悔いの無い家に入ってもらいたい。

以上想うまま、こだわりを持って薦めているところです。

高性能住宅をつくる4つの要素と住む人にとって大切なもの

高性能な住宅は、4つ全てに関連があります。
どれか1つでも欠けたり、足りなければ快適な住宅は生まれません。

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